回向院の茂七が主役の短編集ですね~。
NHKのドラマにもなったようですが、
アタシは見ていません。
ドラマ見て原作を読むのはいいんだけど、
逆って抵抗があるのよね~ぇ。
でも、茂七親分を高橋英樹がやっているので、
それはそれでいいのかな。
鰹、白魚、鮭、柿、桜。。。と、
江戸の初物にからんだ捕物帖ですねー。
(だから初ものがたりなのかー。はっはっは)
時代物で、食べ物をすんごく美味しそうに描くのは、
今は亡き池波正太郎先生でしたが、
宮部みゆきも頑張ってます。
実際に作って食べる事ができる物ばかりだとか(*^▽^*)
あとがきに作者も書いているけれども、
「まだまだ続きますよ」
といった体裁を取っているにもかかわらず、
この後が続いていないのよね。
稲荷寿司の屋台の親父は何者?とか、
日道こと長介坊やはどうなるの?と、
続きを読みたいんだけど、いつになることやら。
「長いスパンで愉しみながら書いていきたい」と
宮部さんもいっているので、
のんびりと待とうと思うデス。